理念
篠立きのこ園が考える障害者福祉のあり方と進むべき方向性を示します。
基本理念
利用者が、心身ともに健康で豊かな生活が送れるように、利用者主体の施設運営を行います。
地域に根ざし、開かれた施設とし、地域福祉の発展に取り組みます。
単に、日中活動するためのサービス提供という考えではなく、
利用者が何をするために、サービスが必要となるかを考えて個別支援計画を組み立てます。
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基本方針
一般企業での就労が難しい方、離職された方、仕事をすることで社会的自立を目指したい方に対し、働く場を提供するとともに、知識及び能力の向上のために必要な訓練を行う。
利用者が、地域で自立した生活を送るためには、障害年金などの社会保障による収入のほか、通所施設から得られる作業工賃の水準を向上させていく必要があるため、工賃の向上に努力する。
利用者の合意を得たうえで、個々の能力に応じた工賃設定(3段階に分類)を行い、利用者の就労への意欲や生活水準の向上を図るとともに、一般就労へ向けた訓練ができる施設とする。
平成29年度に開設した地域活性化施設との連携を図り、利用者の社会参加の促進、障がいへの理解の促進、及び地域交流を促進する。
しいたけ栽培作業の利点
しいたけ栽培は、施設内(ハウス内)作業のため季節や天候にあまり左右されず、一定の作業量が確保されるという利点があります。
また、ハウス野菜ほど作業内容が細分化されていないことから、定型化されやすいという特徴もあります。定型化された作業は覚えやすく、身につきやすいことにつながります。
しいたけの収穫などは、障がいを持つ人でも比較的ゆっくりとマイペースで作業できるので、障がい者の安定した雇用生活に有効であると考えています。
他にも、作業には様々なものがあり、障がいの程度に合わせて、軽作業からやや体力の必要なものまで割り当てることが可能です。ふだん体力に自信のある利用者の方が、「今日は少し元気がない」という日には、軽度な作業に変更して、体調に合わすことができます。
最近の様子